【ロンドン=工藤武人】12日投票の英下院(定数650)総選挙は開票作業が進み、英BBCなどによると、ジョンソン首相率いる与党・保守党が第1党を維持し、単独過半数の議席を獲得することが確定した。
これにより、英国が欧州連合(EU)と結んだ離脱協定案や関連法案の下院通過が容易になり、来年1月末のEUからの離脱実現に近づくことになる。
BBCによると、13日午前5時半(日本時間13日午後2時半)の段階で、開票結果が発表された628選挙区中、保守党が過半数(326)を上回る349議席を獲得した。保守党は議席をさらに上積みする可能性が高い。
2位以下の議席数は、最大野党・労働党が202、北部スコットランド地方の地域政党スコットランド民族党(SNP)が46、自由民主党が9などとなっている。
2019-12-13 05:50:00Z
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