【ストックホルム=船越翔、稲村雄輝】ノーベル化学賞を受賞した吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)は10日夜(日本時間11日未明)、ストックホルム市庁舎で行われた授賞式後の晩さん会に出席し、約1350人の招待者たちと華やかな時を過ごした。
吉野さんは妻の久美子さん(71)をエスコートし、色とりどりの花で飾られた大広間「青の間」に入場し、広間中央の「栄光のテーブル」に、スウェーデンのカール16世グスタフ国王らと着席、料理を味わいながら歓談した。
席上、化学賞を共同受賞した米ニューヨーク州立大ビンガムトン校のスタンリー・ウィッティンガム卓越教授(77)がスピーチ。吉野さんら共同受賞者3人による研究が日英米で行われたことから「科学は世界中の努力で成り立つと、改めて示された。科学に地理的境界はない」と語った。
宿泊先のホテルに戻った吉野さんは報道陣に「やっとノーベル賞を受賞したと実感がわいてきた。メダルはずっしりと重かった」と満足そうに語った。久美子さんは「(夫は)すごい人だと思いました」と、終始笑顔だった。
2019-12-11 06:01:00Z
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