産後太りから15kgの減量に成功し、著書も人気なブロガーMONAさんに、50代半ばのお母さんも1年間で約10kgやせられた無理のないダイエット法を教えてもらいます。
今回は、太ってしまう食習慣の具体的な見直し方について、お母さんの実体験とともご紹介します。
やせたい!と思ったらまず「おデブな食習慣」を減らすことから
ダイエットとは長年無縁だった、50代の母。頻繁に会って旅行や外食につき合ってもらうなど、産後に激太りした娘(私MONA)と同じように生活していたら、母まで激太りしてしまいました。
61kgから1年で約10キロのダイエットに成功した50代の母。左がビフォーで右がアフター(51kg)
これは大変だ、ダイエットしよう! と思い立ち、まずは自己流で毎日ウォーキングを始めたと言います。
でも、まったくやせない…。
自分はもう年齢的にもダイエットは不可能なのでは? と嘆いていました。
●まずは普段の食事の見直しをし、できる範囲で改善してみることから
そこで、運動以外で見直す点を探していこう! ということで普段の食生活を洗い出し、なにか偏っているものはないかを探し出しました。
ダイエットは運動をしたり、体にいいものを積極的にとるのももちろん大事ですが、いいものをとっているのに、なぜか減らない場合「本当は頻度を減らした方がよい食事内容」に原因があることが多いのです。
わかりやすくいうと、スーパーフードなど巷でよいとされているものを積極的にとっていても、間食でほぼ毎日お菓子を食べてしまっている、など。
母の場合は、お菓子はそこまで食べていなかったのですが、毎日のように食べたり飲んでいるものがどういうものなのか、紙に書いて洗い出しました。
<50代母のすぐに改善すべきおデブな食習慣>
・飲み物はすべて冷たいドリンク
・朝ごはんが少量(ヨーグルトにシリアルなど)
・パンの食べすぎ
・晩酌が毎日、など
すべてをがまんする、完全になくす、となるとかなりハードルが高くなってしまうので、どうつき合っていくか、管理していくかが大事。おデブな食習慣を、どのようにして減らしていったのか、具体的にご紹介していきます。
おデブ食習慣からやせる食習慣へ。変えるだけで結果は出ます
ポイントは、不要な食習慣を太りにくい方法に変えたり、無理のない範囲で減らすこと。そして、それを続けること。同じようなおデブ食習慣がある方はぜひまねをしてみてください。
●太りやすい食習慣→太りにくい食習慣にシフトする
母の例でいうと、冷たい飲み物や少量の朝ご飯など、太りやすい食習慣を、太りにくい食習慣にシフト。
【例1:冷たい飲み物オンリー→温かい飲み物を増やす】
温かい飲み物は皆無! だったので、代謝アップ、体温アップのためにもなるべく温かい飲み物もときどき取り入れてもらうようにしました。冷たい物を一切なしにしてしまうと挫折するので、温かい物を飲む回数を増やしていく、という方法で続けてもらいました。
【例2:少量朝ごはん→炭水化物もしっかり食べる】
夜、父の帰宅に合わせて深夜に晩ごはんをがっつり一緒に食べていた母。朝はあまりお腹がすかず、ヨーグルトとシリアルのみ、ということが増えていたようです。
朝は、身体がこれから活動を始めるために体内にためたエネルギーを放出するホルモンを出します。そのエネルギー源となるのが朝ごはん、とくに炭水化物。お腹がすいていないからと抜いてしまうと、身体は飢餓状態になり、基礎代謝が下がった状態で省エネモードとなります。その状態で次に、お昼ご飯を食べたときにようやく栄養が入った、と身体は最大限栄養を吸収しようとするので、やせにくく太りやすい体質になってしまうのです。
朝はバランスのよい和定食をしっかり食べることに
おすすめは、和洋どちらの場合でも脂質を少なめにした定食形式。また、朝食欲がないという場合は、夜遅くに食べている可能性も。寝る3〜4時間前くらいに食べるのが理想ですが、難しい場合は、たとえば野菜たっぷりの湯豆腐など軽いもの、消化のよいものなど、翌朝お腹がすいた状態で起きれるよう調整していきましょう。
そして、ヨーグルトは一見ヘルシーですが、乳糖・乳脂肪があるので合わない人は太りやすい傾向にあります。母は高脂肪乳でつくった手づくりヨーグルトを食べていたのですが、それをやめたところ身体がすっきりと絞れてきたそうです。無脂肪でも乳糖が含まれているので、それにプラスシリアルやフルーツを加えると、糖質がオーバーしやすくなるので、組み合わせや、頻度、種類などを考えながらとるとよいと思います。
●好きなものは完全になくさずに、リフレッシュデーをつくる
好きな食べ物や飲み物をいきなりなくすと反動が大きくなる原因にもなるので、完全に断つのではなく、食べる日飲む日を決めるのがおすすめです。
【例3:パンは質をアップして、週1回に】
リフレッシュデーのパンは、スーパーのものからおいしいパン屋さんに変更
父が大量に買ってくるパン。毎日、食欲のある日の朝や間食にくせのように食べていたのを週に1回に減らすことに。また、スーパーでなんとなく買っていたものが多かったのですが、リフレッシュ気分を高めるためにも、おいしいパン屋さんで買うようにしてもらいました。
朝はパンが食べたい! という場合は、バランスよく食べれるようにすることが大事。小麦は腹もちがあまりよくなく、すぐにお腹がすきやすいので、組み合わせでチキンと野菜スープなど、タンパク質と野菜は必ずセットで“定食"にして食べることをおすすめします。
パンのトッピングにバターやジャムなどが入ると糖質、脂質が必要以上に入ってしまいますので、パンの種類もなるべくシンプルなものを選ぶとよいと思います。
【例4:毎日の晩酌は徐々に減らして、月に数回に】
お酒はストレス発散ではなく、楽しく飲むにチェンジ
お酒は、ダイエットとは正直相性がよくありません。
お酒を飲むと体の中(とくに肝臓)は「アルコールの解毒を開始します!」とかなり酷使することになるからです。肝臓の負担がかかるので、一緒に食べるものはうまく代謝しきれず体脂肪になりやすくなってしまいます。
ですが、趣味や気分転換のひとつでもあるお酒を完全になくすのは難しいですよね。母にも毎日飲んでいる理由を聞くと、寝つきをよくするためや、なんとなく習慣で飲んでいたとのことでした。
この「なんとなく習慣で…」というのをなくして、まずは飲む曜日を決める、慣れてきたら、飲む週と曜日を決める、さらに慣れたら月のなかで飲む日を決める、など徐々に飲む頻度を減らしていってもらいました。お酒に関しても、完全に断つのではなく、自分が無理なくできるペースで頻度を減らし、リフレッシュデーをつくることがポイントです。
さらに、お酒と飲むときはチェイサーとして水を用意する、肝臓になるべく負担のかからない消化のよいおつまみにする(今の時期なら湯豆腐など)、アルコール度数が少なめのものを選ぶようにする、ストレスで飲むのでなく、おいしく楽しく飲める日に設定する、などの小さな工夫も大切。
●いきなり禁止はしないこと。結果もすぐに求めすぎないこともポイント
お酒だけでなく、お菓子など中毒性の高いものがなかなかやめられない人にも当てはまりますが、「ストレスが高まって口にする」ということをしないようにするには、禁止にするよりも管理する意識を持つことが大事になってきます。
おデブの元になっていた食習慣の頻度を落としたからといって、すぐに結果が出るわけではありません。おおよそ2〜3か月は見てください。でも、やらないより、今すぐ行動しすれば、3か月後には変化が現れてきます。また継続いくうちに、体が軽くなったり、見た目がすっきりするなどの実感はあると思います。
今よりちょっといい身体を手に入れたいな、と思ったらぜひ行動に移してみてくださいね。
●教えてくれた人
【MONAさん】
2人の娘を持つワーキングママ。ピラティスインストラクター、二ツ星栄養コンシェルジュ®、ダイエットプロフェッショナルアドバイザー。Ameba公式トップブロガー。産後ダイエットで産前よりキレイになることを目的で始めたブログ「MONAの産後ダイエットで愛されボディに おいしく食べてキレイに痩せる
」では、産後1年で15kgのダイエットに成功したワザや、その後もリバウンドなしでキープしているコツを披露。著書に『なかなかやせない50代母まで10キロやせた! すごうまダイエットレシピ
』(KADOKAWA)。インスタグラムは@monabodymake
。年代関係なく忙しい主婦たちの隙間でできる宅トレ動画「MONA BODYMAKE
」も人気
"飲み物" - Google ニュース
December 11, 2020 at 06:00PM
https://ift.tt/2W57lBZ
太る原因になる意外な食習慣 飲み物がすべて冷たい、朝ごはんが少量など - livedoor
"飲み物" - Google ニュース
https://ift.tt/396KqLM
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini