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気をつけて「天ぷら油」火災 男性が調理中|NNNニュース - 日テレNEWS24

 コロナの感染予防の対策が火災のリスクを高めている実態が明らかになった。緊急事態宣言の期間中、大阪市では“ある火災”が増えたという。どのような危険が潜んでいるのか…。
 大阪府泉大津市の住宅街で、民家を焼く火事があった。天ぷらの調理中に出火したとみられている。今週月曜日の午前11時過ぎに起きた火災。男性が天ぷらの調理中、目を離したすきに火の手が上がったという。
 大阪市消防局によると、こういった「天ぷら油」が原因の火災が増えているという。去年、大阪市で起きた火災の原因の多くはたばこや放火で、天ぷら油は5位だった。ところが、緊急事態宣言中は、「ステイホーム」が影響したのか、火災原因の2位となり、明らかに急増している。
大阪市消防局の西田秀光・消防司令「(火災となった中で)天ぷらを揚げていた方を調べると、男性が多かったというのも特徴です」
 慣れない自炊が原因なのか。天ぷら油火災のうち8割が男性が調理していた際の火災だった。
 天ぷら油のように、コロナ禍で増える火災があるほか、日頃、感染予防として取り入れられている対策にも、火災の危険が潜んでいるとして、大阪市消防局はYOUTUBEに動画を載せ、注意を呼び掛けている。
 例えば、飛沫感染対策として、最近よく目にするシートだが、その距離感を誤るとどうなるか。大阪市消防局の施設で実験してみると…。簡単に火は燃え移り、天井にまで燃え広がる恐れがあることが判明。
 実際、大阪府内の店で、客が買ったライターの火を試しにつけてみたところ、近くのシートに火が燃え移るといった火災が起きている。
 また、手の消毒などに使われ、身近なものになったアルコール消毒液だが…。
西田・消防司令「手を消毒するときに、アルコールをよく使用すると思いますが、アルコールが乾かないうちに火を取り扱うことは大変危険です」
 そのため、手にアルコールを吹きつけて、すぐにタバコを吸おうとすると…。火を近づけただけで、手全体が炎に包まれてしまった。
 さらに、火にかけた鍋のすぐそばでアルコール入りのスプレーを使うと…。大きな炎が上がったほか、火はテーブルの上にまで燃え広がった。
 消毒用として使われる濃度が60%以上のアルコールは、消防法上の危険物に該当し、いくら身近なものとは言え引火性があることから、取り扱いには十分な注意が必要だ。
 新しい生活様式の中で進む感染予防の対策。コロナ禍に大火まで招かぬよう、くれぐれも火の用心を。

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June 04, 2020 at 05:04PM
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