2020年02月02日11時12分
【北京時事】中国政府は2日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎に関し、同日午前0時(日本時間同1時)時点で感染者は前日比2590人増の1万4380人、死者は45人増の304人に上ったと発表した。重症者は2110人。このほか約2万人の感染が疑われている。
武漢市の東に隣接する湖北省黄岡市は、市レベルでは武漢以外で初めて感染者が1000人を超えた。このうち15人が死亡した。
中国本土以外では、26カ国・地域で170人以上の感染が確認されている。
中国の死者数は、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)に迫る勢い。世界保健機関(WHO)の03年12月時点のデータでは、中国本土で349人が亡くなった。
1月25日の春節(旧正月)に合わせた連休は当初は同24~30日の一週間だったが、中国政府は2月2日まで3日間延長。Uターンラッシュの人混みによる一層の感染拡大が懸念されている。湖北省政府は1日、連休を13日まで再延長すると発表した。
中国メディアによると、タイ・プーケットから湖北省の住民89人を乗せたチャーター機が1日夜、武漢空港に到着した。中国政府は同空港閉鎖で帰国できない旅行客らを対象に日本などにもチャーター機を派遣している。
2020-02-02 02:12:00Z
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